2012年11月14日

介護保険法の中の「自立」

(目的)
第一条  この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。
(アンダーラインは吉島)

ご存じ、介護保険法 第一条 です。
最近、第二条、第四条の遵守が強調されていますが、第一条はどうなのでしょう?
僕の読み方、解釈が違うのでしょうか?
僕には次のように読みたいのですがダメでしょうか?

「(略)定められた原因により、要介護状態となった人が、介護・訓練・その他を要するようになりました。
その場合、そうなった人が尊厳を保持できるよう、そうなった人の能力に応じて自立した生活が営めるよう、必要な...(略)」

ということはですよ...「要介護状態になった人も自立はできる」と読めませんかね〜?

介護保険制度は、「要介護状態になった人でも(その状態のままで)自立可能である」という考えを前提として創られている...そう考えてきたのですが、違うんですかねぇ〜?

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posted by となりのトヨロ at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉の吟味から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月09日

平成24年度介護支援専門員更新研修 島根県

島根県にお邪魔するようになって、8年目になります。
今年もこの時期がやってきました。
明日、松江に入ります。

2回目の更新という方々もおられるので、
お互いが成長を確かめ合う機会だとも言えそうです。

どうぞ、よろしくお願いします。
http://www.shimane-fjc.com/seminar/pdf/Xl0000141.pdf
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posted by となりのトヨロ at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月08日

H大学F先生

facebookでH大学のF先生のお名前を見かけ、
早速、メッセージを送り「お友達」になっていただいた。

驚いたのは僕のメッセージに対するお返事だった。

F先生とは2年前の横浜のケアマネジメント学会(と記憶しているが怪しい)で、
名刺交換をさせていただき、「円環的因果関係」について質問をさせていただいたことがある。
パネルディスカッションの座長をされていたので、終了するのを待って、
退席されようとするF先生を急襲したのである。
にもかかわらず、僕の愚問ににこやかに答えてくださった。
そのご回答は、今でも僕の力になっている。

F先生が介護支援専門員の実務研修テキストに書かれている「ニーズ」や
「アセスメント」の解説は、アローチャートの理論を整理する際の根拠として
これまで多くの更新研修でF先生のお名前を出しながら紹介してきた。

だから、僕はずっと知り合いのような感覚なのだが、F先生からみると恐らく
「何処かの馬の骨」だろうと思っていた。

思っていたから驚いたのである。
お返事には、「ご無沙汰しています」とあった。
なんと馬の骨を覚えておいてくださったのだ。
しかも、その時の僕の愚問までも...。

ケアマネジメント学会等に行く楽しみ、喜びがまた一つ増えた。
今度は、ゆっくりご指導を仰ぎたい。お話をしてみたい。

が、そのお返事にはこうも書かれてあった。
「ブログ拝見していました」と。
しまった! である。

穴があったら入りたい!
もっと細やかに書けばよかったか?
更新は頻回にしなければ!
いろんなことが頭のなかでグルグル廻り、
とりあえず書こう!  と、こうして書いている。

F先生、どうぞ僕のブログはご笑読を。
今後ともよろしくお願いします。

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posted by となりのトヨロ at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 随感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月25日

地域ケア会議の輪郭

...(略)「アセスメントの後、介護支援専門員が1人で作成した原案を見てもらう」方法から、「みんなで一緒にアセスメントをしつつ、サービス担当者会議を終わらせてしまう」という方法へと転換するのです。いわば、「包括的アセスメント」を行おうという試みなのです。もちろんクリアしなければならない点もいくつかあります。例えば(略)...。

これは拙著「アローチャートでケアマネジメント!」2009.10.5 のp110 からの抜き書きです。

驚いたことに、僕が想像していたこのスタイルが「地域ケア会議」と同じなのです。

ところが 姿 は同じなのですが、目的/めざすところは若干違うようです。
今後、「地域ケア会議」の目的・方法・理念といったもの議論が進み、
その輪郭がもう少し明らかになるでしょう。

どうか、僕の描いたものに近づきますように!
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posted by となりのトヨロ at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 随感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月09日

介護支援専門員が作成する第二表と個別サービス計画書の関係

箇条書きにします。

なぜ箇条書きかというと...
最近は 短文投稿サイトにうつつをぬかし、
文章をしたためる能力が廃用性に消滅しつつあるからです。

ですから読んでくださる方におきましては、うまく繋いで意味を創っていただきたい。

そう、読まれる方の数だけ答えがある ― 想像力を培うことができる記事であります(笑。


・第二表の短期目標が端子となり個別サービス計画と連結する
・ニーズと長期目標は表裏一体であり、引き離すことはできない
・第二表の短期目標は、個別サービス計画において長期目標となる
・第二表の短期目標を個別サービス計画の長期目標とした場合、(新)ニーズの設定が必要となる
・(新)ニーズは、「意思確認」と「モチベーションの維持」と伴に存在する
・(新)ニーズの設定は、第二表の短期目標種類の違い(二種類)を踏まえる必要がある

今後の研修会では、(研修趣旨に沿って)上記箇条書き部分をアローチャートで示してまいります。
どうぞお問い合わせください。

キーワード 訪問介護 訪問看護 通所介護 通所リハビリ

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posted by となりのトヨロ at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究のヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月16日

iPad のアプリケーション「Arrow Chart for iPad」のご案内

2012.4.12にiPad専用アプリ「Arrow Chart for iPad」をリリースしました。

このアプリは、アローチャートを描く、保存する、編集する、メールで送る等の機能があります。

矢印やギザギザも簡単に描くことができます。
指1本で図形がスイスイ動きますので、修正やバランスの微調整が簡単にできます。
フリーハンドで線を描いたり、着色もできますので、利用者さんと協働してアセスメント作業の一部をおこなうことも可能です。
また、共有性が高いので、サービス担当者会議・各種研修・スーパービジョン・コーチング・事例検討等にも活用ができます。 (テレビ画面やプロジェクターに接続すればより多くの方々と共有ができます)

リリース案内.PNG


使い方のQ&Aは、このブログ上でもおこないますのでご遠慮なく書き込んでください。
アプリのインフォメーションに掲載しているメールアドレスに寄せていただいても構いません。
また、FacebookでのQ&Aは下記のページでおこなっています。
FacebookでのQ&Aは こちら
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posted by となりのトヨロ at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | iPad アプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月10日

図を描くということは 手抜き に非ず。

アローチャートという「図」を描き、アセスメント、事例検討、スーパービジョン、サービス担当者会議等で活用しませんか?
そう提唱し始めてもう12年になる。

この図を描き始めた頃は、僕自身現場で介護支援専門員の末席を汚してしたので、「少しでも楽に」という思いがあったのは確かである。つまり、「自分のために」と描いていたのである。

それが、利用者や家族の目にとまり、仕事仲間の目にとまり、ご感想ご意見をいただくようになった。おかげで、少しずつ改善することができ今日まで来た。
「自分のために」描いていたものが、少しずつ「みんなのもの」になっていったのである。

 最近では、「図」で描くということは<手抜き>に非ず、という思いを日々強くしている。なぜならば、「図」を描く場合、一定のルールに則り描いていることに気づいたからである。
そして、そのルールをより普遍的なものにできないかと考え始めた頃から、その思いは急激に強まった。

 人は、言葉と言葉を繋いで、意味を生成する。意味を生成する力が「ストレングス」であり、介護支援専門員が利用者の「自立支援」を考える際の基盤であるべきだと思う。

 ならば、利用者が <今> をどのように意味づけているのかに触れようとしなければならない。そして、そのためには言葉と言葉の繋ぎ方に関心を持ち、注意をはらう必要がある。
その繋ぎ方には、一定のルールがありそれを無視するわけにはいかない。が、ルールは意識しておかなければ溢れる情報の中に埋没してしまう。

 アローチャートは、その繋ぎ方のルールを含めて描き表わそうとするチャレンジである。手を抜けるはずがないのである。

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posted by となりのトヨロ at 16:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

事例検討会元気です!

地元の介護支援専門員さんから、事例検討会についてのお問い合わせがありましたので、
ご案内させていただきます。

〇 下関会場
毎月 第三水曜日 18:30~ 川中公民館3F
参加資格は問いません。どなたでもOK.
飛び込み、遅刻、早退も大丈夫です。
会費は、半年で300円程度(会場費、冷暖房費)。
但し、2月度は別の場所で行いますので、お問い合わせください。
toyorokujp@yahoo.co.jp
下関会場は、主に自由にアローチャートを描き、話し合うスタイルです。


〇 北九州会場
毎月 第一水曜日 18:30~ 戸畑生涯学習センター
参加資格は問いません。どなたでもOK.
飛び込み、遅刻、早退も大丈夫です。
会費は、1回200円程度(資料代等実費)。
北九州会場も下関会場と基本的には同じ進め方をしますが、
来月から、第二表とアローチャートの関係も含めて検討していく予定です。


〇 あなたの地域でも事例検討会をしませんか?
職場単位や不定期開催でも構いませんのでご相談ください。
toyorokujp@yahoo.co.jp
私は下関市に住んでいますが、いろいろ動き回っていますので、
お近くの予定をとらえていただき、便乗開催も可能です。
私の予定はこちらでご確認ください → http://toyorokusch.seesaa.net/

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posted by となりのトヨロ at 14:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

アローチャートの構造化

描かれたアローチャートの内容を議論・検討する場合、それが目の前にあれば「これ」「ここ」等と指さしながら、話をすることができます。

これが、アローチャートの長所でもあるわけです。

しかし、「ここ」と指させない場合もあります。
例えば、メールでやりとりする場合や、より一般化して「ニーズ」「長期目標」「短期目標」とアローチャートを結びつけて論ずる場合等です。

その状況を想定して、アローチャートを構造化し各パーツにネーミングすることを試みています。

一度ご覧ください。 クリック↓
http://www.facebook.com/#!/pages/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/200640879964926

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posted by となりのトヨロ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アローチャートの歩き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

iPadでアローチャート

アセスメントは、@情報収集 A分析という二つのステップから成り、Aのステップは介護支援専門員の「頭の中で」1) おこなわれる。

「頭の中でやっているうちはまだいい。パソコンの中でAをやっていないか」と分析の際の思考過程の可視化を叫び続け、10年が経とうとしている。
※ パソコンの中でやってはいけない理由・根拠の数々は、拙著をご覧ください。

アナログ・手描きでトレーニングを積み、分析の道筋が見えた上で、パソコン等による効率化を図って欲しいと願ってきた。
しかし、介護支援専門員の養成研修カリキュラムでは、十分な時間をここだけに割くことは難しい。

もちろん人の学びに、不可逆的な「傷」はつかない(と思っている)ので、僕は専門研修U(更新研修)を中心にこれを叫び続けてきたのである。(沖縄県、山口県、島根県、鳥取県、滋賀県)

10年近くも叫び続け、自分の中で「手描き」vs「パソコン」というような図式ができあがってしまいそうになった折も折、日本にも「スマートフォン」が広まってきた。
僕は、iPhone3GS、iPad2、iPhone4Sと流行りを追いながら、その「思考との親和性」の高さの虜になりつつある。

いつ頃からか「手描き」vs「パソコン」の様な図式に、もう一つ別の軸が入り込んできて、「vs」という対峙感が薄れていった。そうして自然に「iPadでアローチャート」を意識するようになったのである。

「処理」をするアプリではなく、思考と共に在るようなアプリを作りたい。
思考を奪わず・邪魔せず、電話する時に無意識にする落書きをお手本にアプリの開発をすることにした。

来年の5月くらいにはリリースができそうである。


1) 四訂 介護支援専門員 実務研修テキスト p170.p240.p241

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posted by となりのトヨロ at 19:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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