2014年11月10日

課題整理総括表 研修

アセスメントの3大ミッションは、
@ 問題発生のメカニズムを把握する
A 利用者の全体像を把握する
B 悪循環を把握する
であろう。

特に「@の問題発生のメカニズムを把握する」ことは、課題整理総括表を理解し活用するためにも重要である。

課題整理総括表は、アセスメントを終えた後に、言わば「改善可能性」や「ケア内容」という視点を加え、@問題発生のメカニズムを整理し直すものである。

だからアセスメントと同時に理解しなければ、課題整理総括表は活かされない。

全国のあちこちで研修が始まっているようだが、課題整理総括表だけを切り取った研修は、介護支援専門員の仕事を複雑にし繁忙化するためには貢献するであろうが、ケアマネジメントの資を向上させることには殆ど役立たないだろう。

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2014年11月04日

介護支援専門員のマナー 〜課題整理総括表に寄せて〜

昨年、某雑誌に「介護支援専門員がその思考過程を可視化するのは、義務とか能力とか言っている場合ではなく、もうマナーに近いのではないか」と言った拙文を掲載させていただいた。

その掲載から1年半が経つが、昨今ますますその感が強まっている。

平成28年度からの研修体系も見えてきて、その中で「課題整理総括表」を使用するようにという要綱も放たれている。



ある「全面禁煙」の場所で、こんな看板を見かけた。
【あなたのマナーが喫煙所を守る】
そうだ、「マナー違反をすれば喫煙所は撤去しますよ」という警告文だ。

喫煙マナーと一緒にして申し訳ないが、今の介護支援専門員に対して国が求めている姿勢・方針に重ねてしまう。
「あなたの仕事の根拠を示すというマナーを守らなければ、介護支援専門員の将来は約束できませんよ」と読んでしまうのは僕が神経質すぎるからだろうか。
つまり神経質な僕は、課題整理総括表は、❝マナーを守りませんか?❞という『最後通告』にしか読めなくて憂いているのである。


そして同時に、平成28年度から研修でこのマナーをどのように伝えていけばいいのだろうと頭を悩ましている。

『制度は哲学である』と(故)池田省三先生は仰っている。
課題整理総括表に込められた『哲学』を新しい研修体系で伝えていけるのか?
表層的な「書き方研修」になってしまうのではないか?
アセスメントとの関係を説明できるのか? 等と想いを巡らせている。

この想いが神経質な僕の杞憂に終わればいいのだが...

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2014年07月09日

研修が受けやすくなります!

2014年4月 アローチャート研究会が発足して、
色々な動きができるようになりました。

中でも、講師が増えたことにより、
全国のあちこちで研修会ができるようになりました。
詳しくはこちら

「私の町でも研修会をやって!」という
メールをお待ちしています!

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2014年06月10日

アローチャートin岩手県遠野市

アローチャートが初めて東北の地を踏みます。
岩手県遠野市での研修のお知らせです。

遠野市研修案内.docx

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2014年05月29日

アローチャート学会 開催のお知らせ

アローチャート学会の開催要項ができあがりましたのでお知らせします。
今年は滋賀県彦根市で行います。
日程は、10月25日(土)26日(日)です。

アローチャートの描き方の基本から応用までを、実践発表や講義・演習によってお伝えします。
また、アローチャートアプリの体験コーナーもあります。

託児の申込みも可能です。

全国のアローチャート「描き師」たちの理論と実践と情熱に触れてみませんか?

第1回アローチャート学会開催要項.pdf

アローチャート学会参加申込書(シート保護版)_20140520滋介支協事務局.xls

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2014年05月21日

アローチャートコミュニティ公開

お待たせしました。

アローチャートコミュニティを2014.5.20公開しました。

公開したばかりでチャートの蓄積はまだまだこれからですが、
全国の「描き師」たちが描いたアローチャートがここに集まってきます。
それらを閲覧することができます。
またコミュニティ会員になると(無料)コメントも閲覧することができます。

アローチャートの簡単な説明も掲載しています。

他者を理解する(アセスメント)力は、その論理をシャワーのように浴び、
そして、自ら描くことにより鍛えられます。
私は、それ以外の方法を知りません。

ぜひお立ち寄りください。
http://arrowchart.net/index.html

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2014年05月05日

「共通言語」ではなく「言語共通」?


社会保障制度改革国民会議報告書(2013.8.6)を眺めると、日本の人口構造を背景にかかる制度の逼迫感は尋常ではない。これは、(現役世代としてはとても申し訳ない話だが)後世に遺してしまう大きな課題のようだ。

人口減少が不可避であるものとして認識される中、高齢者とそれを支える世代との比率を念頭に現実的な状況を伝えつつ、支える世代側の生活も希望のあるものとして提案しなければならない報告書を作成するというミッションを(おそらく)与えられた、作成メンバーの苦悩が行間から滲み出る。

報告書では、地方行政の主導に大きな期待を寄せながら、地域特性を踏まえた「地域診断」と、それを根拠とした(経済的に)効率の良い施策の展開を色々な表現で伝えようとしているようにも思える。

そうしたときに叫ばれるのが「連携」とか「ネットワーク」というフレーズであるが、その文脈でしばしば用いられる「共通言語」という言葉には注意が必要だ。さて「共通言語」とは何か。その本質に接近するためには「言語」の意味を吟味しておく必要があろう。

たとえば自分以外の誰かが駆使する言葉の意味が、単語レベルで分かるということが「共通言語」の目指すところではない。このように認識していうと、「福祉職が医療職の使う専門用語を理解しなければならない」というような枝葉末節的なトレーニングが展開されることになる。もちろん、理解していないよりしていた方がよいのであるが、本質はここではない。本質は、言葉の意味が分かった後に控えている。
 
地域のネットワーク構築や連携で、特に専門職がまず共有していかなければならないのは、誰かが発した単語の意味ではなく、その単語によって編まれていく「判断」や「解釈」や「推論」である。つまりは「思考」である。そして、議論しなければならないのはその正誤、真偽、確実・不確実性である。
したがって、「共通言語」の「言語」とは、専門用語や単語の意味ではなく(もちろんそれを理解したうえで)、それらによって組み立てられた「思考」を検証するための具体的な方法やフレームを意味する。
思い切って言い換えると(日本語表現としては不適切だが)、「共通言語」ではなく「言語共通」としておいた方が本質を見誤らないのかもしれない。
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2014年04月23日

アローチャート研究会 会員の募集

アロ研入会申込書140423.docx2014.4.1に発足した「アローチャート研究会」

お待たせしました。
会員募集の準備が整いましたので、
募集を始めさせていただきます。

研究会の目的は事業内容等は別添の「規約」に掲載しています。
入会金・会費の額等は別添の「規約別紙」に掲載しています。
申込み方法は別添の「入会申込書」に掲載しています。

今年度は、
@ 第1回 アローチャート学会in滋賀県(彦根市)2014.10.25-26 の開催
A 各地域でのアローチャート勉強会立ち上げ支援・フォローアップ
B ネットで学びや交流ができる「アローチャートコミュニティ」運営(5月末運営開始予定)
といった事業を中心に、アローチャートの普及を行ってまいります。

Aの立ち上げ支援・フォローアップは、5名以上の会員の「登録勉強会」に対して、
講師料無料で講師が指導に伺うという事業です。
(1年度に1回。旅費は勉強会負担。宿泊を伴う場合は勉強会が負担)

これを機会に、皆様のご入会をお待ちしています。

アローチャート研究会 会長 吉島 豊録

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アロ研規約140424.pdf

アロ研会費規定140424.pdf

入会申込書.docx
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2014年01月03日

2014年の抱負

皆様 あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
たくさんの方々に助けられ2014年の扉を開けることができました。
どうぞ本年も倍旧のお支えを賜りますようお願い申し上げます。

さて、気力が低下しがちな私ですので、
2014年の抱負を記し自分を追い込むことにします。

⑴ アローチャート研究会を立ち上げる
任意団体としての立ち上げですが、将来の法人化も視野に入れ、皆さんに信頼されるよう清く正しく誠実な団体としたいと考えています。この研究会の目的は「地域の自主勉強会設立支援」と「インストラクター(仮)の養成」が大きな柱になります。時期は4月から5月にかけての予定で会員の募集はそれに先立って行います。改めてご案内させていただきます。

(2) 第1回 アローチャート学会の開催
滋賀県の介護支援専門員の皆様のお力をお借りして、10月に彦根市で開催します。地元で開催予定の別の催事との関係で○日とまでは決定まだできないでいますが、3月末までには決めお知らせをします。
学会はアローチャートの可能性をさらに探りつつ、アセスメントスキルの向上に資することを目的とします。

⑶ アローチャートコミュニティの構築
現在Facebookに限られてしまっている情報共有/学びあいの場を、一般のパソコンでもアクセスできるような環境にします。それに伴い、iPadアプリのバージョンアップも同時に行います。
時期は、早ければ4月末、遅くてもゴールデンウイーク明けに公開できるよう準備を進めています。

⑷ 通信教育事業を開始準備をする
これについては皆様に謝罪しなければなりません。当初、「7月1日開始」と一部の地域で告知していました。それは、郵送のみによる通信教育を想定していたからです。しかし、アローチャートコミュニティの機能を一部活用することによりネット環境でも行えることが分かりました。ですからシステムの再構築をさせていただきますので開始時期が遅れることになります。「7月1日」を楽しみにされておられた方々には大変申し訳ありません。
開始時期はアローチャートコミュニティの運用が落ち着いてからになると思います。改めてお知らせをさせていただきます。

以上の4つの柱を立てました。
これらは、すべて連動させてまいります。
今年もアローチャートと全国の描き師たちに熱いご声援をお願いします。そして、皆様の描き師志願を笑顔でお待ちしています︎︎


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2013年10月22日

iPad,iPad-mini専用アプリ【ARROW CHART for iPad】「パターン登録」の使い方

パターン登録の方法は、使われる方に任されていますので、一つの例としてご覧ください。
今回ご紹介する登録方法は「遡及推論」という考え方を使います。
遡及推論とは、原因から結果を考えるのではなく、結果から原因を(時間を遡って)考えるということです。
つまり、「○○が原因で起こることはなんだろう?」ではなくて、「○○が起こった原因はなんだろう?」と考えるのです。
では、アプリを開いて操作しながらやってみてください。
今回の例文は、僕に因んで(笑)「飲みすぎたので頭痛がする」。これを登録してみたいと思います。
01 まずは左上の「新規作成」をタップします。 画面右下の右から2番目「T」の文字が書かれたボタンがパターン登録ボタンです。  タップしてください。
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02 タップすると「保存されたパターン」という小さな画面が登場します。
僕はいろいろ登録しているのでずらりと文字が並んでいますが、何も登録していない方は当然なにも文字は出てきません。  次に、右上の「編集」をタップしてください。
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03 タップすると小さな画面は下のような「編集モード」になります。
次に、左上の「新規フォルダ」をタップします。
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04 タップすると下のようなフォルダ登録画面が出てきます。
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05 上記画面の「タイトル」の箇所に「頭痛」と入れます。
まずは原因ではなくて結果(症状)のフォルダを作成するわけです。
「頭痛」の下の「フォルダ」は指定せずに、「保存されたパターン」ボタンをタップして元に戻ります。
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06 元に戻ると、「頭痛」ファイルができていることが確認できます。 僕の場合はたくさん作成していますので一番下にできていますね。 これらの順序を入れ替えることもこの画面でできます。
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07 「頭痛」というフォルダだけでは、チャートを描く時に「頭痛」と描けませんので、描くための「○に頭痛」(この○□と文字の組み合わせをパターンと呼んでいます)のパターンを登録します。
新規作成画面のキャンバスに「○に頭痛」を描きます。
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08 「○に頭痛」を長押ししてください。すると、下のような操作版(?)が登場します。その「パターン保存」をタップしてください。
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09 「T]ボタンをタップすると、「○頭痛」が確認できます。
次に、「○頭痛」を「頭痛ファイル」に入れる作業をします。 右上の「編集」をタップします。
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10 編集モードになりますので、「○頭痛」の右側の > をタップしてください。
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11 タップすると「○頭痛」をどのファイルに入れるかが選択できます。07で説明した通りですから「頭痛」ファイルを選択します。
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12 続いて「○頭痛」の原因である「○飲みすぎ」を登録します。
キャンバスに「○飲みすぎ」を描いてください。
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13 【参考】アローチャートでは下図のようになるのですよね。
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14 先ほどと同じように長押しして、「パターン保存」します。
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15 「○飲みすぎ」が保存されました。
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16 「○飲みすぎ」を「頭痛」フォルダに入れます。
つまり、原因を結果フォルダに入れるのが「遡及推論」式です。
※日常的に行われる推論は遡及推論が主となりますので、今回この方法をご紹介しています。
しかし、結果を原因フォルダに入れて活用する手もありますので使いやすい方法を試してみてください。
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17 「頭痛」フォルダの中身です。
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お試しください。
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posted by となりのトヨロ at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | iPad アプリケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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