2015年08月22日

地域課題はpuzzle !

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2015年06月25日

人財育成も...

地域包括支援センターは、地域ケア会議を通じて「地域の介護支援専門員」を育成しなければならない。

人財育成も「地域の基盤整備」の一環であろう。
いや、むしろ主軸である。

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posted by となりのトヨロ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地域ケア会議の成否

地域ケア会議が「地域の基盤整備(地域包括ケアシステム構築)」に資するか否かは、個別ニーズ発生のメカニズムを検討する手法と思想・態度を持っているか否かにかかっている。

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2010年09月03日

「個」と「地域」

昨日のブログで、ネットワークのことを書いたが、
bonn先生、どりーむさん、ちきこさんからコメントをいただいた。
そのコメントを受けて、今日のブログをしたためてみた。
ご笑読ください。

社会福祉の固有性は、個と社会資源との関係性に着目し、
個の側から、再度関係性を捉え直すところにある。

社会資源の側だけから捉えることは、他の専門職・専門領域も行う。

地域ニーズは、多くの場合、個別ニーズから明らかになる。
つまり、地域診断の入り口は、「個」なのである。

在宅介護支援センターが作ろうとしたネットワークは、
まさに「個」から「地域」へのベクトルを持ち、
「地域」と「個」を繋ぐ仕掛けだったのである。

現在、地域包括支援センターの負担軽減のために、
介護予防のマネジメントを切り離すという議論があるが、
制度設計の視点だけで語ると、福祉専門職として息が切れる。
机上で計算された費用対効果を基に、人的手当て・コストの話題に終始し、
地域ニーズや個別ニーズは、積み残される。
そして、あとづけの紋切り型理念で押し切られるのである。

その点、どりーむさんの紹介で拝読したブログは、
制度論に技術論を持ち込んでいて、説得力がある。
⇒「岩清水日記」http://blog.goo.ne.jp/kokakuyuzo/e/8f96adaad391181c2d44cd8d581f8dd4
地域包括支援センターは、クライアント(又は、そのニーズ)の近くに立つべきである。
そうしなければ、「個」だけでなく、「地域」も見えなくなってしまう。
だから、介護予防をやり続けなければならないという趣旨であろう。

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お祭りの金魚すくい。プールの中に大小・色とりどりの金魚が泳ぐ。
この金魚を、居宅介護支援事業所のケアマネだとする。(例えが悪くて申し訳ありません)
地域包括支援センターは、金魚に向かって恐る恐る「地域」というザルを被せる。
が、ザルを外せば、また自由に泳ぎ始める。
次に被せても、同じ組み合わせで金魚が入るとは限らない。

かつての基幹型在宅介護支援センターは、金魚のプールそのものになろうとした。

その点が、地域包括支援センターの悩ましいアキレス腱なのかもしれない。

しかし、保険者という考え方に加えて、「地域」を強く意識して欲しい。
地域ニーズ、地域診断という視点が欠落したネットワークは、すぐに形骸化してしまう。
そして、事業者支配の地域づくりに貢献するだけのものになってしまうだろう。



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2010年07月29日

雑駁で文化不毛の街

明日は、先週に引き続いて、
地域福祉を考える有志の集まりがあります。

レジュメ代わりに、提供する話題を書き連ねます。

「あなたの街に福祉施設は、足りていますか?」の見出しで、
日本財団がリフォームの助成金申請の受付を始めるようです。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html?gclid=CPXmnazFj6MCFQy0bwodiFIkog

また、最近の報道では、
地方自治体が賃貸する公営住宅を、
高齢者や障がい者のためのグループホームやケアホームといった、
「福祉枠」として利用を認める方向性が打ち出されているようです。
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010071901000429.html

もしかして、これらは「地域包括ケア研究会 報告書」にある、
「2025年の地域包括ケアシステムの姿」で描かれている
「居場所の提供」に繋がっているのでしょうか。

新しいタイプのコミュニティづくりの準備が
始まったのでしょうか。

始まったのであれば、ハード面だけではなく、
提供される医療や介護システムの転換と質の向上はもちろん、
住民の感情・意識へのアプローチ
コミュニティが持つ文化伝承の機能把持など、
ソフト面の準備も始めなければならないのではないでしょうか。
時間がかかるのはソフト面なのですから。

さもなければ、魂の入っていない仏を無秩序に並べたような、
雑駁で文化不毛の街になるのではと心配しています。
posted by となりのトヨロ at 14:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 地域福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

三丁目の夕日を見ることができるか?

山口県地域福祉推進委員会というものがありまして、
その委員を仰せつかっています。

何をやるのかというと、
簡単に言えば、山口県の地域福祉を推進するための計画を策定し、
その進捗状況をモニタリングして、
次の計画に繋げていくための委員会でして、
会議などに出席し発言するのです。

この会議の時にいつも思うのですが、
取りまとめをし計画策定に責任を持つ社会福祉協議会や、
出席している委員さんの「地域」のイメージがどうもバラバラなのです。

限界集落までをも視野に入れ「地域」を語る方、
ゴミステーションくらいの「地域」を想定しておられる方など、
まず広がりにおいて温度差があります。

次に、介護保険制度・障害者施策から地域を眺めようと去れる方、
ボランティア活動の視点から「地域」の問題を指摘される方など
、社会資源の知識・関心にも温度差があります。

そして、ここはなんとなく一致するのですが、
「昔はよかった」的といいますか、「三丁目の夕日」的といいますか、
過去のコミュニティを取り戻そうとするベクトルがあり、
先の温度差と交錯するのです。

よくまとまるものだ、といつも感心します。
(→自分も委員だろっ!)

読み始めたばかりなのですが、面白い本を手にしています。
広井良典:コミュニティを問いなおす.ちくま新書.

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著者は、コミュニティという時に、
少なくとも三つの点を区分して考えることが重要だとしています。
それらは皆興味深いフレームなのですが、
その一つ「農村型のコミュニティ」と「都市型のコミュニティ」
という整理が好きなのです。

この視点は、「人と人との関係性のあり方を象徴的に示したもの」だということです。

農村型コミュニティは、
「ある種の情緒的(ないし非言語的な)つながりの感覚をベースに、
一定の同質性ということを前提として、
凝集性の強い形で結びつくような関係性」

と説明しています。
これが、「三丁目の夕日」的なつながり方になるのでしょう。

これに対して、都市型コミュニティは、
「独立した個人と個人のつながりともいうべき関係のあり方」とし、
「つながりのあり方は共通の規範やルールに基づくもので、
言語による部分の比重が大きく、
個人間の一定の異質性を前提とするもの」

と説明します。

私個人の「つながり方」を当てはめれば、
前者の記憶も持ち、憧れはもってはいるが、
後者でのつながりのみで生活している、
ということになるのでしょうか。

地域によって違いはあるでしょうが、
現実的には、懐古的な情と少し距離をあけなければ
実効的な地域福祉計画は作れないのかもしれません。
posted by となりのトヨロ at 12:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 地域福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

青写真

以前ブログに書きました、鳥取県での取り組み(こちらを参照)をモデルとして、
わが街でも地域福祉を考え、実践していくことができないかという話し合いを有志で始めました。

議事録代わりに、今回の話し合いの骨子をまとめてみました。
これから何度も話し合いを重ね、実現可能なものにしていきたいと思います。

【目的】
中小の介護事業者等(※1)が連携し、互いを補い、互いを育みながら地域福祉を志向する。 
その結果として、事業の持続性を見い出す。

【方法】
地域の中の「人の生きにくさ」(※2)を真ん中に置くことにより、
高齢者、子ども、若者等といった年齢カテゴリを超えた介護事業者等のゆるやかな結集を図る。

その上で、最新情報の提供と解釈を中心に、学びあいの場を提供しつつ、
ニーズを背景として、それに呼応する社会資源の整備・運用の問題点を指摘・発信できる体制づくりを目指す。

また、経営ノウハウの交換や経営相談等を実施し、世代交代を含めた事業の持続性についての学びあいの機会を提供する。 

さらに、福祉理念、介護技術等、ニーズに向き合うための素養を点検・向上するための学びあいの機会を提供する。

【当面の課題】
1)情報収集と問題提起を誰が行うか
2)ソーシャルアクションの窓口を確保できるか
3)事務局機能を強化できるか

※1 介護保険各種サービス関係、配食サービス、介護タクシー、住宅関係、障がい者(児)関係、子育て・子育ち関係、不登校関係、雇用関係、教育関係など。
また、ボランティアや地域住民までも視野に入れる。

※2 ニーズという。



わが地域は、人口約30万人です。
スプロール化は進むところまで進んだ感もあります。
そこには、一体感の無い住民が希薄なコミュニケーションの中、暮らしています。
この状況は、潜在的ニーズがあるととらえることもできるでしょう。
一方、中心部は空洞化し、ニーズを持った住民が取り残されています。
また、地域の周縁部では、限界集落と呼ばれる状況に対峙している住民がいます。
「地域」の中の「地域」。
その温度差をどう捉えるのかという大きな大きな課題もあります。

私たちの役割は、これらをどう解決するのかではなく、
「自分の地域をなんとかしなくては」という問題意識を持った住民をいかに増やすか、
ということなのかもしれません。
posted by となりのトヨロ at 14:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 地域福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする