2010年12月19日

時間や場所を超えよう

朋あり。遠方より来たる。亦た楽しからずや。
・・・でしたっけ? 確か、論語ですよね。

先方が「朋(友)」と思って下さるか否かはおいておきますが、少なくとも「遠方」より来てくださいました。

わずか2時間少々の事例検討会に、往復約1000kmを運転して…。
そう、愛媛県から山口県までです。

本当にありがとうございました。

さすがの僕も「何とかせな!」と考え始めました。
離れた場所でも事例検討会ができないか…。

今、試行錯誤しています。
幸いにも北海道に同じようなお考えをお持ちのスーパーバイザーがおられ、彼の指導のもと、誰もが無料で参加できる方法を構築しつつあります。

ヒントは、SkypeとかGoogleというキーワードにあるようです。 ロートルには、そろそろ理解不能な世界に入りつつあります。

何か閃いた方は、是非ともご連絡をくださいませ。
きっと、時間や場所を超えるメソッドがあるはずです。 よろしくお願いします。

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2010年11月22日

唄ってしまった

ご報告が遅れてしまいました。

川崎市でのアローチャート研修会で、また唄ってしまいました。

講義の冒頭で唄うのは、鹿児島県、鳥取県に続き三度目です。

フツーの「研修会」だと思っていたのですが、
川崎市介護支援専門員連絡会の会長さんが「文化祭」とご挨拶をされましたので、
「これは、文化祭らしくしなければ!」と僕の虫が蠢き、封印を解いてしまいました。

少しチョーシにのっていて、県外の研修では毎回唄うことにしようかと思案中です。

唄ったのは「下関漁港節」のさわりです。歌詞を掲載しておきます。

♪さかな市から 馬関はあけて
出船入り船 たから船
意気な菜っ葉服 自慢ぢゃないが
可愛いあの娘が すがりつく
ソレ ヤンレ引け ドント引け

♪河豚(ふく)の刺身に ヒレ酒飲んで
酔ってくどいた 膝まくら
得手に帆をあげ 札束つんだ
夢は正夢 この繁盛
ソレ ヤンレ引け ドント引け

♪千鳥啼かせて 鴎(かもめ)を浮かせ
若い船頭さんは 波まくら
干珠満珠(かんじゅまんじゅ)の 二つの島は
君と二人で 寝た姿
ソレ ヤンレ引け ドント引け

♪関の街にも 竜宮城がござる
あの娘乙姫 器量よし
あんまり綺麗で もったいなくて
抱いて寝ぬ間に 夜が明けた
ソレ ヤンレ引け ドント引け

♪水のこころに 魚のこころ
とけて流れる 小門(おど)の瀬戸
日本一より 世界で一と
はやくみんなに 言われたい
ソレ ヤンレ引け ドント引け

末筆になりましたが、
川崎市介護支援専門員連絡会のみなさま、お世話になりました。
懇親会も楽しかったです。
いろいろと細やかなご配慮ありがとうございました。

さて、研修会の中身はぼくがアレコレ言うより
笑福会の会長さんがブログに書いてくださいましたので、そちらをご覧ください。
(会長さん、やっとお会いできたのにゆっくりお話もできませんでした。
ごめんなさい。)

http://blog.livedoor.jp/zunasea39/archives/52712031.html

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2010年11月05日

出雲の阿国に会えるか?

出雲市(島根県)におじゃまします。

11月6日(土)の夕刻には、宿にチェックインし、
11月7日〜8日の研修に備えます。

【出没予定場所】
出雲市駅周辺、神門http://izumo.mypl.net/shop/00000068311/
フローラいずも(研修会場)

本当は、ゆっくり観光したいところですが、
相変わらず、宿・研修会場・居酒屋・駅という行動範囲です。


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2010年10月29日

喜ばしい <負け>

私にとって楽しみな季節。

介護支援専門員 専門研修の季節です。
あちこちの介護支援専門員さんとガチンコ勝負です。

初めてお目にかかる介護支援専門員さんの目から
鱗を1枚でも落とすことができるか否かが勝負の判定基準です。

もし、鱗が落ちなければ私の負けなのですが、
実は、喜ばしい <負け> なのです。

なぜならば、
私の研修は「当たり前」のことを少し違う角度から考えていただく
だけのものだからです。

「そんなこと知ってるし、やってるよ」ということになれば、
介護支援専門員さんたちは、「当たり前」の思考方法と技術を
既に身につけ、実践しているからです。

さぁ! 皮切りは、島根県です。
明日10月30日の夕方には浜田(島根県)に入ります。
よろしくお願いします。

【出没予定場所】
浜田駅周辺、いわみーる(研修会場)、神楽(居酒屋)、宴(居酒屋)、浜田ステーションホテル(宿泊先)周辺。

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2010年10月03日

コーピングとしての<手書き>

私は時々、パソコンのキーボードが打てなくなる。
打てなくなるといっても手指に障がいが出現したわけではない。

キーボードに向かおうとすると、思考がフリーズするのである。

こうなると、パソコンに向かっても各種の作業が捗らない。
メールも打てないし、ブログも書けない。
ツイッターでつぶやくこともできなくなる。

そのような状況は、現代社会において何の仕事をするにしても
かなりの障害となる。

いつ頃からこうなのかと考えてみた。
すると、わずか10年前の私は、メールを使っていなかったことを思い出した。
メール通信に憧れつつもそれを拒んでいたような記憶がある。

しかし、介護保険制度が始まり、パソコンに向かう回数が増加した。
保険請求や職能団体間の連絡などが増えてきたのだ。
そうした必要に迫られメールを始めたような経緯がある。

もともと<手で書く>ことが好きで、ボールペンや万年筆を集めていたのだが、
最近ではほとんど使わない。
万年筆のインクも詰まりがちである。

つまり、時代の流れによって、大好きな<手書き>行為をあきらめている
恰好なのであろう。

鬱々としながら、この思考フリーズ現象を自分なりに分析していると、
両価感情(アンビバレント)に出くわすことができた。

<手書きが好き> <キーボード拒否>という感情と、
<パソコン・キーボドへの憧れ> <時代はパソコン>という思いが存在しているのだ。

酒を飲む時には、ノートとボールペン・筆ペンなどを携え、
議論しながら、書きながら時間を過ごすことが多い。
一人で飲む時もノート類は傍らにある。
これは、備忘の録をとるという意味もあるのだろうが、
<手書き>行為をすることにより、昼間<キーボード>側に振れた振子を
<手書き>側に戻し、バランスをとっているのだろう。
ノートとボールペン・筆ペンなどが復元力になっているのだ。

それが証拠に、そうしたコーピングをした翌日は、
こうしてパソコンに向かえるのである。

そして、コーピング出来なかった日が続くと、
私の知り得ない深いところで両価感情が出現し、
私の思考を止めてしまうのではないだろうか?

パソコン・キーボードがなければ生きて行けない現代社会と
自分の仕事の仕方が恨めしい気もするが、
コーピングとしての<手書き>という整理ができたことは、
大きな収穫であった。

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2010年09月28日

ほろ苦い「文例集」

ずいぶん前の話だが、
ある雑誌社から執筆の依頼がきた。
お題は、『ケアマネ業務で使える ほうれんそう文例集』だと。
「ケアマネが連携をする際に、メモやFAXでやり取りをするでしょ。
その様式と記入例を何パターンか集めて、文例集としたいのです。」と担当者。

現場では、対面でやり取りをしていたので、イメージが湧かない。
また、この手のノウハウものは好きではなかったので「無理だ」とお断りした。
が、担当者に押しきられ書くことになった。

ところが、書いているうちに担当者の要望とは、まったく別のものになってしまった。
様式ではなく、アウトリーチやネットワークに関する文章が出来上がってしまった。
「私は、どうしても様式のイメージが湧きません。」というアピールがそうさせたのだろう。

本来ならば、「何だ!これは!!」と言われても仕方ないような代物に、
担当者は、「これは、これで面白い。コラムとして扱いましょう。」と言った。

これに負けて、私は様式を考え始めた。

しかし、天邪鬼。
「月並みなモノは嫌だ。もっと本質的な提案を盛り込めないか?」そう考えた。
そうして出来上がったものは、ケアマネジメントプロセスを示しながら、
連携を図っていくような様式になった。
つまり、今回の連絡をケアマネジメントプロセスに照らせば、再アセスメント
の部分になります、といったような感じである。

掲載はされたが、他の執筆者のモノと比べ奇異なページとなった。

その文例集、この記事を書くために引っ張り出してきたが、
またすぐ段ボールの底で眠ることになる。


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2010年09月26日

小郡市(福岡県)での研修会

福岡県小郡市でアローチャートの研修。

地域包括支援センターの企画で、約40名のケアマネが集まってくださった。
「どうしても6時間は欲しい」という私のわがままに、
3時間研修をを2回行う形での実施とした(2回目は、10月4日の予定)。

研修終了後のアンケートには、前向きなご意見、建設的なご意見等散見されたが、
アローチャートそのものに対するご質問は、出てこなかった。
理解を深めていただくのは、これからだろう。

そうした中、数名の方が同じような悩みを抱いておられるようだったので、
そのことに触れて、アンケートへのお返しとしたい。

その悩みとは、次のようなものである。
・家族の想いが引き出せない
・家族間の問題が大きく、本人のニーズがケアプランに反映できない
・家族は、「お任せします」といって関心がうすい

ケアマネは、契約者である本人の支援に関わる中で、
家族の影響を感じながら仕事をしなければならないことに
負担感や自らの無力感を抱いているふしがある。

わずかなアンケートの中にも
家族に翻弄されるケアマネの姿が見え隠れするのである。

日本人は、外に向かっては薄く、内に向かっては濃密な人間関係を作ると言われる。

濃密な人間関係は、長く重い歴史を持っていて、そう簡単に理解できるものではない。
その濃密な人間関係の中に、(本来は人間関係が薄い)外から踏み入るのだから、
ケアマネの思考や感情が渋滞しがちになる事態は痛いほど分かる。

しかし、家族は本人にとって重要な社会資源であった歴史も同時に持っている。
外からは分からない独特のパワーバランスで、家族構成員を安定させ、
変化をもたらし、成長させてきた歴史である。
その歴史を紐解いていくことなしで、<いま>の社会資源にはなり得ない。

また、外からの支援を必要とする家族構成員を持った家族も同じように<いま>を生きている。
そこには、(契約者でなくとも)ニーズがあるはずである。

慌てる必要はない。
家族にも同じようにアローチャートを描けばよい。
家族のアローチャートと、本人のそれは、必ず繋がる。
繋がれば、家族・本人・家族間のニーズも可視化できる。
※ アローチャートでは、歴史(生活史)も参考に仮説を立てていきます。

ケアマネの仕事は、そこまでが第一ステップである。
第二ステップは、それを材料に家族・本人が考え、決定してくことを
支援すればよい。

第一ステップをおろそかにすると、先を見通すことができない泥縄式の仕事をすることになる。


※ アローチャートに慣れてくると、自然に家族のアローチャートも
  描きたくなりますので、ご安心ください。

※【検索用キーワード】 家族

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2010年09月21日

岡山オフ会

鹿児島のbonn先生、岡山の岩清水さん、そして山口の私が、岡山でオフ会。

岩清水さんとは初対面、bonn先生とは二度目。

岩清水さんは、私たちを開店したばかりの寿司屋さんに
エスコートしてくださった。

新鮮な魚介類を、というご配慮だったのだろう。

昼間は、bonn先生を「岡山福祉ツアー」でもてなし、夜は夜で、ホスト役。

ご機嫌なbonn先生と、イケイケな私を、静かに優しく見守ってくださった。

岩清水さんのホスピタリティとお人柄が、ブログ「岩清水日記」とピタリと重なった。

岡山鼎談の内容はお二人に譲るが、
新幹線の速さを再認識され、子どものようにはしゃいでおられたbonn先生。

九州新幹線鹿児島ルートの全線完成は、bonn先生に翼を与えるのだろう。
 ☆bonn先生の翼はコチラ

岡山は、私のフィールドである島根・鳥取の起点でもある。
「交通の要所岡山でのオフ会が増える!」私はそう読んだ。(嬉!)


介護福祉の話 bonn先生

岩清水日記 岩清水さん


※ 岩清水さんのお許しをいただいて、「岩清水日記」をブログ集に加えました。
  また、今後リンクさせていただくブログが増えるはずですので、
  ≪見開き≫ページから、別のページにジャンプできるようにしてみました。

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2010年09月20日

鳥取市アローチャート研修のふりかえり

9月18日(土)、鳥取市立川町の鳥取県東部総合事務所にて
鳥取県の東部支部のケアマネさんを中心にアローチャート研修

(県内の他支部からのご参加もあり、福井県敦賀市からのご参加もあった)

正味2時間少々での研修で、消化不良もあったのではと心配している。

研修内容をふりかえり、今後の研修継続を期待しつつ備忘録としたい。

【研修内容】
1) ニーズを根拠にケアマネジメントをすることの重要性
2) ニーズに迫るアセスメントは、2つのステップから成り立つ
3) 2つのステップの内、分析ステップが見える化されていない現状
    ※ この部分は、パワーポイント資料に載せてはいたが解説できなかった。
    詳しくは、拙著p28〜p30をご参照ください。
4) 主観的事実と客観的事実
5) 主観的事実と対話的構築主義
    ※ 価値観の話を思い出してください。
6) 二種類の関連性を用いて分析を行う
7) アンビバレントを探すことの重要性
8) アンビバレントを探し出せない場合
9) 苛立ち・落ち着かなさの3パターン
    ※ 配布資料には掲載していませんでした。
    拙著にも掲載していない最近の整理です。
10) アローチャート作成の簡単な体験

【積み残したこと】
1) 「!」マークの解説を漏らしてしまった
    ※ 拙著p42をご参照ください。
2) アンビバレントの見つけ方
    ※ これは、事例を使って理解していただいた方がいいと思います。

末筆になりましたが、鳥取県の職員さん、鳥取県社会福祉協議会の皆さん、
鳥取県東部支部長さんはじめ会員の皆さん、わざわざ敦賀市から駆けつけてくださったMさん、
たいへんお世話になりました。
懇親会も楽しかったです。

またお会いできる日を楽しみにしています。

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2010年09月12日

尺取虫

将来を誓った彼にプロポーズされ、
結婚を決意した若い介護福祉士と語った。

幸せのはずが、やや浮かぬ顔。

そろりと尋ねると、
「仕事と家庭の両立が心配」だと。

彼女は、自他共に認める勉強家で、
仕事と家庭の両立というよりも
勉強と家庭の両立のイメージが描けないようだった。

私の見立てだが、「勉強していると、あなたはOK」という、
交流分析でいうドライブがあるように感じた。

こうした場合、そのドライブに本人が気づくことが重要で、
そこから問題解決のプロセスが始まるという。

小さな頃の話から、ドライブに気づいていただいた後、
尺取虫の話をした。

「尺取虫は、伸びんがために縮む」という
(確か)遠藤周作氏の名言。

福祉職は、利用者の生活を考え、支える。
これからの結婚生活は、利用者を理解する際の
基礎力の底辺を広げるはずだ。
一見、1mmも前進していないようだが、
次に伸びるための力を蓄えている。
中途半端に縮むと、伸びも中途半端に終わる。

覚悟を決めて歩みを止め、しっかり縮んで欲しい。

そのような意味のことを語った。

彼女は涙を流してくれたが、
なぜか私も泣いていた。

きっと自分にも語っていたのだろう。


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posted by となりのトヨロ at 19:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 随感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする