2015年11月20日

『ゆらぎの事例検討会』 SAPAC

太陽でさえ規則的な運動をしていないという。
『ゆらぎ』ながら軌道運動をしているそうだ。

地球の大地も規則正しく「在る」わけではなく、
揺れ動いていることは日本に住む者であれば痛いほど知っている。

海や風も一定の揺れがあるわけではない。
突然動き、突然動きを止めたりもする。

人も自分が思った通りに動いているわけではない。
思いもよらない言動をしてしまって、後悔するということはよくある。

行動の背景に確たる根拠・背景・信念があるとは限らない。
いや、「生活」では、それが無いことの方が多いはずだ。

自分では気づかないほどの揺れ、眠れないほど不安になる揺れ、 時に自らの命を...とさえ考える揺れ。


私たちは、『ゆらぎ』ながら生きている。


縁あって与えられているアセスメントという仕事。
アセスメントとは、向き合う人を理解することである。

その方も、そして私たちも『ゆらぎ』ながら、イマココに在る。

福祉の業界に入職して間もない頃、「波長合わせ」ということを先輩に教わった。
けれど、よく考えてみると、波長など合うはずがない。
その方にも私たちにも、機械が作り出すような波長は無いのだから。
あるのは、不規則に揺らぐ、想定できない『ゆらぎ』だけである。


他者を理解しようとすること(アセスメントや事例検討)を、荒業・荒技にしてはいけないと思う。

アセスメントのプロセスを丁寧に辿り、共有しようという事例検討を今、提案している。
(Sharing Assessment Process by Arrow Chart = SAPAC )

SAPACは、人は『ゆらぐ』ということを前提とする。

そして (決められたセリフや進行方法、時間制限や結論を優先するのではなく)、
その方や、その方を理解しようとする方々の『ゆらぎ』を見い出し、意識し合い、
承認し、それを「強み」として捉え直す。

『ゆらぎの事例検討会』はそうありたいと思う。

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posted by となりのトヨロ at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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