2013年03月29日

介護過程のアセスメント

介護過程のテキストは色々出版されている。
数冊を手にとってみると、内容の違いに驚かされる。
まさに構築中なのであろう。

介護福祉士という専門職養成課程の中核となるものであるから、
福祉理論が練りこまれたものであって欲しいと個人的には願う。

拙論を書く。書くが、門外漢なので辻褄があわない話になるかもしれない。
だから、こちらも構築中ということで大目に見ながら読んで欲しい。

岡村重夫のいう「役割実行」という視点をアセスメントに持ち込めないかという拙論である。
「役割期待」ではなく「役割実行」である。

これまでのアセスメントは、「できる/できない」がベースになってきた。
今流行りの(?)改善可能性も、やはり「できる/できない」から出発する。
この「できる/できない」は、社会関係の客体的側面から規定されるもの(役割期待)で、
福祉固有の視点とは言えないのではないかと考える。
「固有の視点ではない」とは、福祉専門職以外でもできる/やっているということである。

介護福祉士を想定した介護過程確立には、福祉の固有性を基礎とすべきだろう。
岡村重夫は主体的側面からニーズ捉えることが社会福祉固有の視点という。
であれば、主体的側面からの発想が基盤にあるべきだろう。

つまり、社会資源側からバラバラに(社会資源同士無関係に)要求される「役割期待」ではなく、
社会関係を自分のものとして統合調和させ実行するという「役割実行」が主体的側面である。

おそらく、この「統合調和」から「実行」へと流れていく営為が生活であり、
そこへ向けての支援/援助のための評価が介護過程のアセスメントとなるのであろう。

社会関係の二重構造の内、主体的側面とADL/IADLのクロスがアセスメント項目となるのかもしれないが
これから先は未整理である。

「役割期待」と「役割実行」の関係を図解(落書き)したのでアップしてみる(ご笑読を)。

新規ドキュメント20130329160520516.pdf

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posted by となりのトヨロ at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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