2012年03月10日

図を描くということは 手抜き に非ず。

アローチャートという「図」を描き、アセスメント、事例検討、スーパービジョン、サービス担当者会議等で活用しませんか?
そう提唱し始めてもう12年になる。

この図を描き始めた頃は、僕自身現場で介護支援専門員の末席を汚してしたので、「少しでも楽に」という思いがあったのは確かである。つまり、「自分のために」と描いていたのである。

それが、利用者や家族の目にとまり、仕事仲間の目にとまり、ご感想ご意見をいただくようになった。おかげで、少しずつ改善することができ今日まで来た。
「自分のために」描いていたものが、少しずつ「みんなのもの」になっていったのである。

 最近では、「図」で描くということは<手抜き>に非ず、という思いを日々強くしている。なぜならば、「図」を描く場合、一定のルールに則り描いていることに気づいたからである。
そして、そのルールをより普遍的なものにできないかと考え始めた頃から、その思いは急激に強まった。

 人は、言葉と言葉を繋いで、意味を生成する。意味を生成する力が「ストレングス」であり、介護支援専門員が利用者の「自立支援」を考える際の基盤であるべきだと思う。

 ならば、利用者が <今> をどのように意味づけているのかに触れようとしなければならない。そして、そのためには言葉と言葉の繋ぎ方に関心を持ち、注意をはらう必要がある。
その繋ぎ方には、一定のルールがありそれを無視するわけにはいかない。が、ルールは意識しておかなければ溢れる情報の中に埋没してしまう。

 アローチャートは、その繋ぎ方のルールを含めて描き表わそうとするチャレンジである。手を抜けるはずがないのである。

__.JPG
posted by となりのトヨロ at 16:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日滋賀県でケアマネ研修に参加させていただきました。
悩んで悩んで頭腐りそうでしたがすっごくすっごく勉強になりました。数をこなして思考回路を作って自分のものにしていきます。先生ありがとうございました。
Posted by 悩む由希子 at 2012年08月14日 18:34
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。