2011年08月24日

サザンパーク デイサービス

遅蒔きながら、話題のデイサービス「サザンパーク」を見学させていただいた。

http://www.kyo-ho.com/sazan/

日曜日だったので、残念ながら利用者の方々、スタッフの皆さんのお姿は拝見できなかったが、
CEOの山下総司さん @yamasou07 が直々にご案内してくださった。

鍵を開けて入ると、「整然」という言葉とは対極にありそうな風景がそこにあった。
「本当に、この場所で人が何時間も過ごせるのだろうか?」と思えるほどであった。

しかし、歩を進めながら、施設内のディテールに目を移していくたびに、
初めの印象をもったことが恥ずかしくなってきた。

歩いているとそれを妨げるように登場するインフォメーションカード、
決して整理整頓されない書物たち、
めくらなければ読めない貼り紙 etc.

それら雑然とした一つひとつの設えに、すべて哲学があるのである。
その哲学は「参加」の哲学である。
山下さんは、それを成就させんと、空間をデザインする。
空間は、「参加」を基準として、徐々に雑然へと変貌していったのである。

すべてが根拠ある雑然なのである。
徹頭徹尾「参加」思想で貫かれた空間なのである。

居心地良い「箱」を準備し、人を迎え入れるのではなく、
訪れた人によって「箱」が変貌してゆく。

人は、「箱」に手垢をつけながら生きてゆく。
考えてみると、生活とはそういうものだ。

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posted by となりのトヨロ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 応援したい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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