2010年08月27日

参加のための「席」を準備しているか

その1  http://toyoro.seesaa.net/article/158628905.html
その2  http://toyoro.seesaa.net/article/158701941.html
その3  http://toyoro.seesaa.net/article/159121849.html
その4  http://toyoro.seesaa.net/article/160645067.html 
  の続きです。

Aは、どのように危ういのでしょう。

Aの問いは、ケアマネジメントプロセスのすべてに利用者が参加可能か?
という問いです。

モニタリングは、利用者とケアマネが向き合い行いますから、
利用者は「参加」したことになります。
サービス担当者会議も、利用者の「参加」は可能です。
色々な事情で「参加」が叶わない場合であっても、「席」は準備されています。

しかし、アセスメントはどうでしょう?
以前からお話しているように、アセスメントには
「情報収集」と「収集した情報の分析」という二つのステップがあります。

このステップごとに「参加」の可能性をみてみると、
「情報収集」では「参加」可能ですが、
「収集した情報の分析」ステップでは、「参加」が難しいのです。
それどころか「席」すら準備できないのです。

なぜならば、「収集した情報の分析」は、ケアマネの頭の中で行われるからです。
(もしくは、パソコンの中で行われる場合もある)

つまり、ケアマネジメントプロセスの中で、
利用者が「参加」から遠ざけられる瞬間なのです。
言い換えれば、この瞬間だけは、Aに反する仕事をしているわけです。
したがって、利用者の自立支援を阻害している瞬間なのです。

では、この点を改善するためには、どのようにすればいいのでしょう?

お分かりだと思いますが、「収集した情報の分析」を
利用者に見える形で行うことしかありません。
「見える化」するのです。
そうすれば、「席」は準備できるのです。
参照 http://toyoro.seesaa.net/article/155880039.html

(つづく)

キーワード : ブラックボックス 参加 分析ステップ

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posted by となりのトヨロ at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジメント考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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