2010年08月21日

アンビバレント探索ワーク

介護福祉士が集まっての事例検討会。

渋滞に巻き込まれて遅刻で飛び込む。

飛び込んでビックリ。

なんの手違いか事例の準備ができていない。

しかし、ここでなんとかするのがトヨロ流。

以前から温めていた「アンビバレント探索」ワークをやってみることにした。

A4のコピー用紙を一人1枚あて配布し、
「利用者さんをお一人思い浮かべてください。
お一人が決まったら、その方の語り・セリフで印象に残っているものを
箇条書きにしてください。」のお願い。


初めは少し戸惑った方もおられたが、
やがて皆カリカリと書き始める。

専門職のこの能力はスゴイ。
印象に残った語りは結構細かいところまで記憶に残っている。
そして、記憶に残っている場面には、
何か重要な情報が隠されていることが多い。

私はこの能力を研修でよく使わせていただく。

__.JPG


書き終えたら、分類。
分類作業の前に簡単に帰納法の説明。(帰納法という言葉は使わない)

分類する時は、「話した内容」ではなくて、
本人の「考え方」や「感情」に着目して分類する。
分類は色分けしながら楽しく!

さらにその分類を2〜3のグループに絞り込む。

その後、アンビバレントを意識しながら
関係性の検討。

アンビバレントの構図にならないものは、
掘り下げるための補助線を提供。

このようにすると、20名くらいの参加者のうち、
3〜4名がアンビバレントに接近できた。

ちなみに、ワークの意図は最後まで隠しておいた。

今後の課題は、
補助線を提案する際の客観的事実の活用方法。
前提をどのように扱うか。
など考えられる。

来月の下関での事例検討会でも試してみたい。

__.JPG


posted by となりのトヨロ at 19:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こうありたいと思う気持ちと、
実際はそうではない現実。
その乖離への思い、苛立ち、不安・・・

我が地域のケアプラン作成研修のあり方も考えねば・・・。

何を分析し、判断していくのか?
それを「わかる」ようには、
研修では伝えられてていないな、と反省。

そろそろ、我が地域は
もろもろの法定研修の実施時期となります。
その研修にむけて、
頭の中を練り直しましょう・・・。
Posted by どりーむ at 2010年08月21日 21:09
そうなんです! (←何が?)
アンビバレントから生じるギザギザの日本語表現をずっと考えています。
現在、一番しっくりくるものが、「苛立ち」と「落ち着かなさ」です。
引き続き考えますので、またお知恵を!
Posted by トヨロ at 2010年08月22日 10:03
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