2010年08月11日

自立支援の仕事、その具体的な中身とは

その1  http://toyoro.seesaa.net/article/158628905.html
その2  http://toyoro.seesaa.net/article/158701941.html
の続き、その3です。

Aそれらの「関係性を検討し」説明可能なものにすれば、
それがケアマネジメントの本質


というところから続けます。

a. b. c. d.の関係性を検討しなければいけません。

関係性を見ていく方法として、一つひとつの事例で、
「ストレングス視点は、どうだっただろうか。その時パターナリズムは・・・」
などと見ていくと、膨大な時間が必要ですので現実的ではありません。

ですから、a. b. c. d.を説明してくれそうな、
しかもアンケートで回答できそうな項目をまず考えます。
(例えば、パターナリズムでは「保護の関係」「情報操作」としました。)
そして、その項目に沿ったアンケート用の質問項目を考えます。
アンケートを実施したら、その結果を集計してコンピューターで分析するのです。

そうすれば、a. b. c. d.の関係の強さが(「関係が無い」も含めて)数字で表されるのです。
その結果、私の仮説「自立支援のアプローチ、ストレングス視点、説明責任をが必要不可欠な要素とし、
かつ、パターナリズムを排除することによってケアマネジメントが存在し得る。」
が正しかったかどうかが解るのです。
便利な、時代になりました。
(この方法は、構造方程式モデリングといいます。)

さて、私の仮説は正しかったのでしょうか?

残念ながら、コンピューターが「計算不可能」と言ってきました。

ここからが大変です。
計算可能と思われるモデルに作り変え、再計算をし結果を確認します。
一度や二度では、計算が終了しません(計算不可能と思ってください)。
何度も何度もモデルを修正し、再計算をするという作業を繰り返します。

数十時間もかけて、やっと計算が成り立つモデルにたどり着きました。
分析終了です。
ケアマネジメントに不可欠な要素を絞り込み、
その関係性を明らかにすることができました。
やはり、「自立支援のためのアプローチ」が中心になり、
ケアマネがどのような仕事をすれば「自立支援のための仕事」をしたことになるのかが見えてきました。
つまり、自立支援の仕事の具体的な中身です。

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(つづく)
posted by となりのトヨロ at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ケアマネジメント考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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