2010年07月23日

「ストレート」という命名(暫定)

最近の事例検討会で、「四角ギザギザ四角」が見つからない、という例が続きました。
※ 四角ギザギザ四角=アンビバレント(拙著p53参照)

その代わりに、「四角ギザギザ丸」が出現する、というものでした。
※ 四角ギザギザ丸=(拙著p52参照)

この「四角ギザギザ丸」は、さほど多くないのだろうと踏んでいたので、特別に命名をしていませんでした。
しかし、意識しておかないと、事例を読み解くのに思わぬ時間を費やしてしまいます。

そこで、意識しやすくするために命名をしておこうと思います。
暫定的にですが、「ストレート」としておきたいと思います。
「自分の願いを阻む客観的事実に対する、ストレートな怒り・苛立ち・憎しみ」
というところからの命名です。

アンビバレントから発生する苛立ち等とは異質な、
もう少し直接的な苛立ち等ではないかと思っています。
したがって、ギザギザから矢印が出るとすれば、
自分の内からのエネルギーを、
あまり蓄えることをせずに、
他者という「外」に向けて発していくことが多くなるのではないかと想像しています。
(この点は、もう少し事例検討を重ねたうえで再整理したいと思います)

アンビバレントが見つからずに、ストレートでしか説明できない事例は、
本人の苛立ち等が、ケアマネや介護する側が考えているよりも
シンプルかつ直接的であることが多いのです。

そのため、本人よりもケアマネや介護する側(介護職員や家族等)が悩んでいたりします。
いわゆる「空回り状態」になっていたりします。

ストレートに関しても事例を収集し、適切な対応方法を検討しなければなりません。
今後もご協力のほど、よろしくお願いいたします。
posted by となりのトヨロ at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アセスメント・ニーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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