2010年07月14日

ケアマネジメントとの共通項


今日は、社会福祉原論をゆ〜っくり読む勉強会の日です。
(大雨ですが、本当にあるのでしょうか?)

少しだけ予習をしておきましょう。
(参加される方は、「今日の肝」ですから、心の準備を!)

前回から、「社会関係の二重構造」に入っていましたね。

○ 専門分業化された制度は、自分の専門に属さない他の制度が個人に何を要求し、どんな役割期待をするかについて認識し、理解する能力をもたない。

○ 個人は、多くの制度から異質的な役割を要求されながらも、それらを矛盾のないものとして両立させながら、1つの制度からの役割期待にこたえることができる。

○ 個人のもつ社会関係は、社会制度によって客観的に規定されるようにみえるが、その全体的関連とその関連を選択するメカニズムに着目するならば、それは、けっして単純な構造ではなく、客観的に規定される側面と主観的に規定される側面とがからみあった二重構造のものである。

○ 特定制度の側から規定される側面であるから、社会関係の「制度的側面」

○ 生活条件を客体的に規定するので、社会関係の「客体的側面」

○ 「客体的側面」は、「個人的側面」、「主体的側面」

○ 生活のもつ主体的意味は、専門分業的視野に限局された社会制度ではとらえることのできない部面である。

○ 専門分業化された各種の「政策」は、たしかに個人の生活に対して一定の影響を与えることは事実であるとしても、それは自分の専門とする部分についての影響を判定しうるだけであって、それ以外の生活の側面に対して与える影響や意味を判定することはできない。

○ それは、主体的側面の立場にたたなければ判らない。

このあたりまでで、90分が過ぎるのではないでしょうか。

このように書いてみると、

役割期待(アンビバレントの底流か?)
主観的・客観的
全体的関連
からみあった
主体的側面


等のキーワードが、ますますケアマネジメントとの共通項に見えてきますね。
posted by となりのトヨロ at 09:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会福祉原論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日の社会福祉原論は社会関係の二重構造でしたがケアマネ・ソーシャルワーカーの位置づけは主体的側面と客体的側面の中間であることがわかりました。ただ現実の世界ではこのバランスがとれているのかは疑問です。客体的側面は専門分業化しての前提でしたが今の社会では通用しなくなっている気がします。専門分業化ではなく統合化すべきではないでしょうか?
Posted by ムック at 2010年07月14日 23:21
ムック さま
 この勉強会では、原論を学んでいますので、当然「あるべき論」に終始しています。しかし、「あるべき論」を知ることにより、「実際は○○だ」という「ある論」が際立ってくるのです。
また、専門分業化というのは、現代社会の動きですから、現代社会の仕組みすべてを統合化するというのは、無理な注文です。その代わりに、統合化する客体的側面が部分的に考えられていくという方向があるのではないでしょうか。その代表的なものがケアマネジメントであるかと思います。
Posted by トヨロ at 2010年07月15日 10:33
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