2010年07月06日

「地域包括ケア研究会 報告書」拾い読み(4)

気になる点の三つ目ですが、
「2025年の地域包括ケアシステムの姿」の中に、
介護支援専門員(以下、ケアマネ)がどのように書かれてあるか、
ということです。

p33から始まる「人材の在り方」には、
サービスのマネジメントの強化と相談支援の強化という観点から、
ケアマネの資質向上が必要であるとしています(地域包括支援センターの機能強化と併記)。
しかし、
行政職員の地域包括ケアシステムのコーディネート能力や、
利用者自身のサービスマネジメントについての知識についても、
同時に言及しています。・・・@

また、
p35の地域包括ケアを支える各人材の役割分担イメージを表現した表には、
それが居宅サービスをイメージしたものであるにもかかわらず、
ケアマネについての記述がありません。・・・A

@は、
マネジメントの強化や相談支援の強化は、
1)ケアマネ 2)地域包括支援センター 3)行政職員 4)利用者自身
の四者に期待している、
と読むこともできます。

Aは、
具体的な医療・リハビリ・介護のサービスを中心にして書かれたものなのでしょうが、
介護福祉士などの能力が向上した姿について、
かなり具体的に描かれたものであるのに対して、
ケアマネは記述もありませんし、
先の「資質の向上」の5文字だけであることがなんとなく気になるのです。

@とAを眺めていると、
ゴールドプラン・新ゴールドプランには書かれてあった在宅介護支援センターが、
ゴールドプラン21では忽然と姿を消してしまった時のことを思い出さずにはいられません。

2025年、
私は「高齢者」の真っ只中にあり、
サービスを受ける側にまわっています。

でも、
ケアマネがどんな姿で制度に位置づけられているのかを考えた時、
変な胸騒ぎがするのです。

私の邪推や取り越し苦労であればいいのですが・・・。

制度論は苦手だと言いながら、
少々喋りすぎたようです。
このシリーズは、
ひとまず終了とさせていただきます。
posted by となりのトヨロ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域包括ケア研究会 報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/155581274
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック