2010年07月03日

「地域包括ケア研究会 報告書」拾い読み(1)

昨日、東洋大学 T先生と、どりーむさんに感化されましたので、しばらくの間、「地域包括ケア研究会 報告書」を拙ブログでも取り上げてみようと思います。

精読していくと私がへたばりそうなので、拾い読みしながら、皆さんのご意見やお考えを聞かせていただければと思います。ページは、あちこち跳ぶと思いますがお許しください。

p24「現状では、アセスメントやケアカンファレンスが十分行われておらず、介護支援専門員によるケアマネジメントが十分に効果を発揮していないのではないかとの指摘がある。」
→ いつも私が研修でお話しているように、このままではケアマネ不用論が出そうですね。もう10年です。

p28「複合的な支援が必要で関係機関が広範囲にわたるような困難事例については、個々の介護支援専門員によるケースマネジメントだけでは十分な対応ができないため、管轄の地域包括支援センターが地域ケア会議を招集し、・・(略)。」
→ 別の箇所でも取り上げますが、地域包括支援センターの機能強化が求められています。それにしても、なぜここだけ「ケースマネジメント」としたのだろう? そっちが気になります。

p28「地域包括支援センターの運営協議会には地域住民が積極的に参加しており、地域のニーズを吸い上げ住民主体の活動に結び付けている。」
→ 本当でしょうか? 形骸化していないでしょうか? 仮に報告書の通りだとしても、一般市民には見えないです。

p42「どの施設に入所するかによって医療や介護のサービスが規定されるのではなく、利用者の状態像に応じて必要なサービスが提供されるよう、施設の在り方を見直すことが適当であり、施設を一元化して最終的には住宅として位置づけ、必要なサービスを外部からも提供する仕組みとすべきであると考える。」
→ ○○施設という名前の集合住宅といったイメージでしょうか。「外部サービスの自由選択」についてはトーンが落ちています。違う形の「囲い込み」をまた黙認していくのでしょうか?

(つづく)
posted by となりのトヨロ at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域包括ケア研究会 報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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