2010年05月31日

気合いのヘルパー養成研修

 2級ヘルパーの養成研修の講義をしてきた。

 もう十数年やっている。
 始めた頃に比べると、確かに受講される方は減っている。

 これまで、のべ何人の方々の前でしゃべったのだろう。
 
 受講された方々の中には、その後介護福祉士や介護支援専門員の資格を取得して、バリバリ働いておられる方も多い。また、学びなおしをして看護師や作業療法士などの資格を目指した方もおられる。

 2級ヘルパー養成研修は、このように福祉や介護の専門職の入り口的講座だといえるが、もうひとつ大切な機能を果たしてきた。

 それは、「その仕事には就かなかったが、福祉や介護のことを知ることができた」という方々を増やしたことである。つまり、福祉・介護の何たるかを広く知らしめる装置でもあるのだ。

 だから私は、「こうあるべきだ」という福祉・介護の理想を話すようにしている。そして、現場に入る方には、私の話と現実がいかに違うかを自分の目で見て欲しいと思う。仕事に就かなかった方も、何かの形で制度と向き合う日がやがて来る。その時に、私の話との隔たりを感じて欲しいのである。

 そして、ただ落胆するのではなく、クリティカルに俯瞰して欲しいのである。

 「何か変だ」という小さな疑問が集まって、大きなうねりになると信じている。

 そのように考えて講義に臨むので、いつも気合いが入るのである。
posted by となりのトヨロ at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 応援したい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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