2015年06月27日

アセスメントプロセス共有型事例検討会(SAPAC) 試動!

アセスメントプロセス共有型事例検討会(Sharing Assessment Process by Arrow Chart =SAPAC)

現在、和歌山県介護支援専門員協会主催で、来年度からの新しい研修体系を念頭に、課題整理総括表を活用した事例検討/研究が可能な講師の養成を行っています。

2日間×3クール(合計6日間)という長い研修でしたが、やっと最終クールに入りました。

課題整理総括表自体が、その有効性を十分に示せないまま(これについては打開策ありと聞いている)来年度からの研修に臨まなければならない状況に少しばかり焦っていましたが、和歌山県の講師養成研修に参画できたことにより、次のような確信に至ることができました。

@ 新研修体系でも、具体的なもの(事例)から抽象的・一般的・普遍的思考へと導くことは変わりない。
A 課題整理総括表を作成し、それを基に対話をすることは、「アセスメント結果」を《改善可能性》という視点を加え再点検するものであり、利用者から見ればセカンドオピニオンを得るチャンスを与えられることであり、介護支援専門員から見ればスーパービジョンを得る機会であるということ。
B アセスメントのプロセスを議論の中心におくことは(アセスメント結果をそうするのではなく)、双方の考えを尊重することになる。そのため、双方は「修正」の時間を得ることができ対立関係に陥ることを避けることができる。
C 課題整理総括表を作成することによりアセスメントを修正することになったとしても、課題整理総括表はアセスメントを根底から修正する根拠になり得ない。従って、「課題整理総括表・評価表の活用の手引き」にあるように、アセスメントを終えた後に課題整理総括表を作成するというプロセスは原則として遵守すべきである。
D アセスメント(原因分析)の確度・精度を高めることにより、課題整理総括表の作成は、より容易になる。

というような感じです。

これらのことを、来年度からの研修で(或いは、もしかすると地域ケア会議等で)活かすためには、アセスメントのプロセスをどのように共有していくか? という『メソッド』に行きつくような気がします。

やはり、これからは、アセスメントのプロセスを共有するような事例検討会(又は会議)が必要になってくるように思います。
ですから、このようなスタイルを「アセスメントプロセス共有型事例検討会(Sharing Assessment Process by Arrow Chart 」( 略称【SAPAC】)と名づけて試行して行きたいと思います。

和歌山県介護支援専門員協会と受講された方々が力を貸してくださって誕生した【SAPAC】は、早くも来週横浜市に飛び火します。

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2015年06月26日

課題整理総括表の謎

 課題整理総括表を作成し、アセスメントの点検をするためには、「自立した日常生活の阻害要因」欄の@〜Eを正確に書くことが必須である。
 @〜Eをきちんと書くことができれば、課題整理総括表の作成はさほど難しいものではない。

 「課題整理総括表・評価表の活用の手引き」には、その書き方が示されているが、なかなか難解である。



「課題整理総括表・評価表の活用の手引き」より.

3 「自立した日常生活の阻害要因」欄
収集した情報に基づき、利用者の自立を阻害している根本的な要因、特に「状況の事実」の「現在」欄で 「自立」あるいは「支障なし」以外が選択されている項目の要因を分析した上でより根本的で重要な要因を最大 6項目程度に絞り込み、...(略)


難解で謎の多い文章である。

謎1. 課題分析(アセスメント)をした後で課題整理総括表を作成するのであるが、ここでまた「分析」をする必要があるのか?
謎2. 「より根本的で重要な」の「より」は、「根本的」と「重要な」のどちらにかかるものか?両方にかかるものなのか?
謎3. 「根本的」とはどう考ええればよいのか?
謎4. 「重要な」とはどう考えればよいのか?
謎5. 要因を「6項目程度」に絞ることが可能なのか?

細かい話だと思われるかもしれないが、現場の働き方(=利用者の生活と制度をつなぐこと)に関わる大切なことだと思う。

ここを解読しなければ、課題整理総括表作成することはできないだろう。
当然、これを使って事例検討や研修をすることはできない。

少々手前味噌になるが、アローチャートを使えばすべての謎は解ける。

来年度からの法定研修のことが心配で全国を走り回る。
週末は、クリスマス前までそのことに使うことにしている。
もちろん、これから始まる滋賀県・島根県・宮崎県・大分県の更新研修(専門課程U)では、
来年度からのカリキュラムを先取りした事例検討・事例研究を行う予定である。

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posted by となりのトヨロ at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 事例検討会での学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月25日

人財育成も...

地域包括支援センターは、地域ケア会議を通じて「地域の介護支援専門員」を育成しなければならない。

人財育成も「地域の基盤整備」の一環であろう。
いや、むしろ主軸である。

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posted by となりのトヨロ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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